「いつまでもきれいな住まいで快適な生活を送りたい!」誰もが思うことですよね。
大切なのが、日々のセルフメンテナンスです。
『お家のメンテナンス』シリーズでは、セルフメンテナンスのワンポイントアドバイスを、住まいの部位ごとにお届けしております。
今回は、『床(クッションフロア)』についてお届けします!
クッションフロアの特性
クッションフロアは塩ビ系の床材で、塩化ビニル樹脂を主成分とする機能性の高い床材です。
構造上、歩行感がソフトで遮音性、断熱性にすぐれており、主にトイレや洗面所などの水回りに多く使用されています。
また、表面がビニールなので
- 耐水性が抜群
- 油汚れに強い
- メンテナンスが容易
- 表面の凹凸により滑りにくい
という特性があります。
お手入れがしやすいのも特徴の1つです😉
クッションフロアのお手入れ
クッションフロアのお手入れは簡単です!
- ホコリやチリなどは掃除機で取り除いて下さい。
- その後、固く絞ったぞうきんで拭いて下さい。
- ダニ対策としては、1日1回のぞうきん掛けが効果的です。
- 表面に傷が付きやすい為、強く擦らないように注意が必要です。


※酸性・アルカリ性の台所用洗剤や、化学ぞうきんでのお手入れはしないでください。変退色する可能性があります。
※市販されている樹脂ワックスを塗ると、材質の保護と美観を保つことができます。その際には、必ず汚れをきれいに落としてから塗るようにしましょう。


クッションフロアの注意点
クッションフロアの変色
マット類の滑り止めゴムがクッションフロアに接触すると、ゴムに含まれる成分に汚染されることがあります。
汚染され黒く変色してしまったらその部分を削るか、張り替えをするしかありませんので、
そうなる前に
- できるだけゴムの使用を避ける
- 長時間にわたってマットを置きっぱなしにしない
- ポリエステル樹脂フィルムで表面を保護
上記のようなご使用をお願い致します。
その他の注意点
家具などの足による局部荷重によって凹み跡が残る場合がありますので、場所を変えて使用するなどの工夫をしてみてください。
クッションフロアは耐水性に優れていますが、その反面、火に弱いという欠点があります。
温風ヒーターなどは使用しないようにご注意ください。
また、長時間直射日光が当たる場所では変退色する可能性があります。
カーテンやブラインドなどで日よけをするようにして下さい。
こまめにお手入れをしたり、気をつけるポイントを押さえておくことで、きれいな住まいを長く維持することができます。
ヒントにしてみてくださいね✨
※写真や画像は一例です。
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